今週は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第11話 『地球の魔女』が放送されましたので、そちらの感想（ネタバレを含む）と振り返りをしていきたいと思います。
第11話 あらすじ
改修中のエアリアルを引き取るため、学園を出航する地球寮の一同。
引用元：機動戦士ガンダム 水星の魔女公式サイトより
目的地は、ベネリットグループの巨大開発施設プラント・クエタ。
だがスレッタは、ミオリネとのすれ違いにまだ思い悩んだままで……。
目次
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは
2022年10月から放送開始したアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』です。ポップなイラストとは裏腹な重めのストーリーで話題の最新ガンダムアニメです。
[スポンサーリンク]『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第11話 地球の魔女（ネタバレあり）
冒頭
前回の第10話の最後でプラント・クエタに向かうことになった、ミオリネとスレッタと他アーシアン寮のメンバー。さらには、プラント・クエタで出会うプロスペラとデリング。
株式会社ガンダムがプラント・クエタへの初航行しているところから物語は始まります。
プロスペラとデリング
プラント・クエタ内で会うプロスペラとデリング。
『クワイエット・ゼロ、順調のようですね。。。』
『それを確認したくて、ここにガンダムを運んだのだろう？レディ・プロスペラ』
『エルノラ・サマヤで構いませんよ』
こんなやり取りの後に、さらには先日のグラスレー寮との戦闘の時にエアリアルがパーメットスコア６を出したという事実を伝えるプロスペラ。
さらに、エアリアルのネットワーク構築パターンを反映させたという『クワイエット・ゼロ』に関連のあるデータをデリングに渡す。
デリング『今は私の計画だ！』
プロスペラ『もちろんです』
一方その頃のボブ（グエル）
『フォルドの夜明け』に襲撃されたボブたち。拘束されているボブは、襲ってきたMSの中にジェターク社の旧型MS『デスルーター』があることを指摘する。
余計なことを言うな言わんばかりの形で銃口を向けられるボブ。
ボブの上司が従業員の解放をもとめるが、『フォルドの夜明け』は自分たちのことを伏せて仕事を続けろと告げる。
うまくコミュニケーションの取れないスレッタ
前回のラストで、自分の存在意義や意味に対して疑問をいただいたままのスレッタは、自分の役割や必要性がわからないまま仕事を続けている。
ギクシャクしたコミュニケーションをとる前のスレッタに少しもどっている様子。
ヴィム・ジェタークとシャディクの思惑
デリングを煽るヴィム・ジェタークだが『人の家のことよりも、行方不明の長男を見つけた方がよいのでは？』とあしらわれるヴィム・ジェターク。その後に、シャディクへ2時間後に襲撃をかけろと連絡をする。
しかし、シャディクは『フォルドの夜明け』に今すぐ襲撃を行えと連絡する。
連絡をうけた、『ガンダムルブリス・ソーン』のパイロット『ノレア・デュノク』は同じく、『ガンダムルブリス・ウル』のパイロット『ソフィ・プロネ』に準備をしろと告げる。
その時、ソフィがみていた映像はグラスレー寮との決闘した時のエアリアルとスレッタに興味を持ち、会いたい気持ちを募らせる。
母に助けを求めるスレッタ
ここ最近の自己嫌悪によってできた不安を母親（プロスペラ）にトイレにこもって相談するスレッタ。
『Cブロック78においで。エアリアルと一緒にいるわ』と告げるプロスペラ。
そこへ、トイレの外で一部始終を聞いていたミオリネにスレッタが出会う。
なぜ言ってくれないのか！と怒るミオリネ。
スレッタは自分なんて使えない人間だ。足りない人間だ。必要ない。勘違いをしていた。と自己嫌悪を伝える。
『進めば２つなんでしょ！』というミオリネだが、『いつもできるわけではない。怖い』と告げるスレッタ。だから、頑張って呪文のように唱えている。ミオリネみたいな人にはわからないと。
勝手に決めるけるな！と怒るミオリネ。
今までの出来事を文句のように告げながら、ミオリネはスレッタへ感謝を告げる。スレッタのおかげで自分の境遇などから逃げなくなって、立ち向かえるようになった。スレッタのためだから、会社を立ち上げたり頑張った！一緒にいてほしい！メールは1日3回ほしい！私から逃げないで！と甘えるミオリネ。
うれしそうに『まかせてください』とミオリネに伝えるスレッタ。
二人は抱きしめ合いながらお互いの必要性を確認する。
その頃ボブの船は
『フォルドの夜明け』の司令官らしき人物の号令をもとに、プラント・クエタに向けてデスルーター３体が展開される。プラント・クエタ周辺にデスルーターたちがジャミングを発生させ通信を遮断する。
同時に、ルブリス・ウルとルブリス・ソーンも展開される。
その時、ソフィがみていた映像はグラスレー寮との決闘した時のエアリアルとスレッタに興味を持ち、会いたい気持ちを募らせる。
プラント・クエタ襲撃
プラント・クエタ内にエマージェンシーコールが鳴り響く。皆がそれぞれ退避や戦闘準備をする中、プロスペラはエアリアルに向かって
『安心して。置いていったりしないわ』
とエアリアルに伝える。
Cブロックにいるデリングを隔離するために、プラント・クエタからCブロックを分離させるように攻撃するルブリス・ウルとルブリス・ソーン。
攻撃に巻き込まれたスレッタとミオリネは区画を分断される。
何かに気づいたスレッタが振り返るとそこには、スレッタに会いたかったルブリス・ウル（ソフィ・プロネ）がいた
『始めまして。水星の魔女さん。私は、ソフィ・プロネ。地球の魔女よ』
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 11話（地球の魔女）の感想（ネタバレ含む）
オープニングの変化
オープニング主題歌にルブリスのパイロット２人ソフィ・プロネ（ルブリス・ウル）とノレア・デュノク（ルブリス・ソーン）がいました。10話までは、このシーンではデリングが描かれていました。その前はプロスペラ。
ここだけ切り替わっていくことに意味があると思うのですが、ここは重要人物のパートだから・・・と言う理由な気がします。
スレッタ&ミオリネの仲直り
今回は、まずはスレッタとミオリネが仲直りして誤解が解けたのがよかったですね！
前回の終わり方だと、スレッタが闇堕ちするのではないかとTwitterでは話題沸騰でした。ちょっとだけ、『いや、サラッといきすぎじゃ？』という思いはあるものの、この２人が仲違いしたままの話はちょっとツラいのでよかったですね。
クワイエット・ゼロ
あとは、新しく気になるワードが出てきました。
クワイエット・ゼロ
なんでしょうね。プロスペラとデリングの話の流れからすると、プロスペラが始めた計画だけど、今はデリングが引き継いでいる。といった感じでしょうか？
エアリアルのデータも使うことを考えるとGUND関係ではあると思うのですが、11話で新しく出してくるということは、2クール目の大事なキーワードになる可能性が高そうですね。
エルノラ・サマヤ
そして、プロスペラが『エルノラ・サマヤ』と自分から名乗りましたね。
11話まで話がすすんで、やっとPrologueに直接つながる要素が出てきました。
ベルメリアの話はありましたが、少しはぐらかすような会話の流れだったこともあり、重要な要素としては初めて今回出てきた気がします！
デスルーター
前回ボブの船を襲撃したMSの中に、発表されたプラモデルを全部みても該当しない機体があって、散々探したけどわからない機体がありました。
今回、その期待が判明してくれました。
ジェターク社のデスルーター
これも、キット化してくれるのでしょうか？なんとなく、デザイン的には人気が出る気がします。
12話（逃げ出すよりも進むことを）の予想
今回の話の展開で起きたことは、
- スレッタとミオリネの分断
- フォルドの夜明けの襲撃
- 地球と水星の魔女の会合
大きくわけてもこれだけのことが同時進行で起きていて、もっというと主要人物のうち、エランとサリウス・ザネリ以外はほぼほぼ関与していますし、シャディク以外のキャラクターは全てプラント・クエタに集合しています。
結構、”ゴチャ”っとした展開になっていることと、次が最終話と言うことを考えると、2クールに向けた展開としては、誰かが死ぬ可能性が高い気がしています。
候補としては、以下の３人。
- デリング
- プロスペラ
- ミオリネ
一番死んでインパクトが強いのは、『ミオリネ』ですが、そこまでの脚本を持ってくるかどうか・・・。
もしミオリネが生き残るのであれば、ここで一旦ミオリネとスレッタは別れたままになりそうな気もしています。
2クール目はスレッタとミオリネが再会をするためのストーリーから始まるのではないでしょうか？
色々予想してみましたが、実際僕が求める展開は
ボブが覚醒して、戦線に参加して無双するストーリーがみたいです！
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』11話の反応
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